世界初、イノシシガード(イノシシ侵入防止柵)のショーフィールド完成!
言い訳できないファイナルステージ。
「イノシシ V.S. イノシシガード」
今回はβ版ではなく、正規品。
しかも、開発者(私)製造、組み立て、設置。
ショーフィールドをトラクターで耕し、イノシシから守るべきさつま芋(紅はるか)を植えたのも私。
何も言い訳できない。
2016年にイノシシ被害に遭い、一度はくじけたものの、これではイノシシの思う壺と思い直し、対策を考え始める。
既存のイノシシ侵入防止柵の弱点を、選び方学的思考法で再考し、既存の電気柵や金網メッシュ柵等を選択肢から排除して考えた抜いた数年間。
既存柵の「破壊されるという弱点」の原因を、イノシシの力に求めるのではなく「柵が地面に固定されているから破壊される」のだと考えた。
そこから生まれた「動く」イノシシ侵入防止柵「イノシシガードシリーズ」
(クルッとイノシシガードとスポッとイノシシガード)は、2021年11月に特許登録。
しかし、「動く」機能の要となるパーツの開発に試行錯誤を繰り返す。
量産への道は容易に開けるわけがない。数々のパーツを試し、深い思考の末に誕生した「L字フック」は、その単純な見た目からは想像できない働きをする。
Φ4mm、長さもフックの返しも超繊細。メッシュ金網の裏表を間違えると嵌まらないし、パッと見ただけでは通し方すら分からない。このパーツの開発だけに7ヶ月もの日数を要した。
その後、奇跡的に最高の協力者を迎えることが出来、遂に全国の中山間地の農家のイノシシ被害対策に乗り出すことが出来る。
商品や利用方法を理解してもらうためには、動画だけでは伝わらない。
全国の中山間地の地形は複雑だから。
だから必要だったイノシシガードのショーフィールド(中山間地のさつま芋畑)。
それが今日、完成した。2016年から8年目の夏を迎えようとしている。
いろいろあった8年間だったが、これからもいろいろあることを理解しているし、残りの人生も思うほど長くはないこともリアルに理解できてきた。
無駄に出来る時間などない。
看板野郎の挑戦(行動)の日々は続く。
2024年夏
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長島から、働き方の常識を変える。
アムザス株式会社
大戸 宏章(おおと ひろあき)
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